PROFILE
児童指導員・保育士
山田 芽依
福祉系大学の保育学科出身。大学在学時からライフケアキッズ有松で3年間アルバイト。就職では保育士の道と迷うも、ここでのアルバイト経験から障害を持つこどもたちへの支援をもっとしていきたいと考え、入社を希望。
管理者 兼 児童発達支援管理責任者
布目 富江
独身時代は幼稚園教諭として活躍し、結婚・出産を機に退職。エル・シー・エス設立当初に介護スタッフとしてパート入社。その後、社員として活躍。12年勤務しライフケアキッズ有松の立ち上げを担当。現在に至る。
山田さんはアルバイトの時からすごく熱意を持って来てくれていたので、入社してくれて本当に嬉しいわ。
山田ありがとうございます! 保育園で保育士になるか迷ったのですが、大学の保育実習の時に障害を持つ子への支援が不十分なのでは、と感じる部分があって…。やっぱり私は一人ひとりにじっくり向き合う療育がしたいと思ったんです。
障害といっても、みんな症状や特性は一人ひとりまったく違うから、個々に合わせた療育が必要なのよね。
山田本当にそうですよね。それぞれ成長速度も違いますね。でもみんなが着実に成長していく姿を見られるのが嬉しい。人前に出るのが苦手だった子が、1年後には人前に立てるようになって、その次の年に名前も言えるようになって…。
そう、一人ひとりのペースで成長していけばいいの。こどもにとってはここに来るだけでもすごいこと。無理をさせず、その子が好きなものを見つけて、それをがんばりたいという気持ちになれるようにサポートしていくのが大切なの。
山田こどもたちが、自分で出来た!という感覚を持つことは自信になりますよね。そのための支援や準備をきめ細やかにしていくことが私たちの仕事なんですね。
失敗させたくないから、ついつい先回りして手伝ってしまいたくなるけれど、出来るようになるのをじっくり待って見守ることも療育の一つね。
教科書やマニュアルがあるわけではないから、大変な部分もある。山田さんは、今なにか困っていることはない?
みなさん優しくて経験豊富な方ばかりなので、困っていることはないです。仕事の相談はもちろん、愚痴とかも聞いてくれますし…(笑)。
布目(笑) でも本当に何でも言い合える雰囲気よね。
山田はい、わからないことは何でも先輩たちに聞いています。こどもたちが迷ってしまわないように、スタッフ間で情報共有しておくことも大切ですし。
布目本当に頼もしい! 山田さんのように障害を持つこどもをしっかり理解しようという気持ちこそが、この仕事にはいちばん大切だと思うわ。