ライフケアキッズでは、こどもたち一人ひとりが自分の得意なことを見つけられるよう、運動、学習、音楽などいろんな経験ができるような工夫を凝らしています。例えば、ハサミやのりをつかって工作をしたり、裏の畑で野菜を育てたり、その野菜をつかってお菓子やカレーをつくったり。参観日に「カレーの材料を切ってください」と声をかけると、小口切りやみじん切り、千切りなどを使い分けて準備をするほど、こどもたちの成長は目覚ましいものがあります。もちろん強制ではありません。一人ひとりがやりたいことをやるスタイル。そうすれば、得意な子のまわりには自然と子どもたちが集まって、大人が何も言わなくても教え合っていくのです。また、連絡ノートや電話、送迎の合間の時間を通じた親御さんとの情報共有も大切にしています。普段考えていらっしゃることや悩みをお伺いすることで親御さんの負担をやわらげ、障害を持つ子をともに育てるパートナーとして頼っていただきたいと考えています。