春寒も緩みはじめ、ようやく過ごしやすい

気候となってまいりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 

ここで皆様に質問です。

小規模多機能ホームとはどのようなところかご存知でしょうか。

 

小規模多機能ホームは、

『いつまでも自分の家で過ごしていくために』

ご利用される方の暮らしにあわせ、

通いを中心に宿泊や自宅に訪問といった形で支援をしていくところです。

 

そのため、出来ることは継続してやっていただき、

出来なくなってきた事に関してはどこまでが出来、

どこからが難しくなってきたのかを知った上でご支援をしてまいります。

 

 

 

 

 

「私、昔お花を習ってたの。

大きな花束くらいのを生けてたね。」

 

 

 

 

 

「若いころから毎日のようにたたんでたよ。」

 

 

 

 

 

「ここまでは私手が届くから反対側をお願いできる？」

「ここからはやるわ。」

 

 

 

 

 

「私の入れたお茶が一番美味しいのよ。

いつもみんながそう言ってくれるの。」

 

 

 

 

 

「はい、どうぞ。熱いから気を付けてね。」

 

 

 

 

 

「今はここで皆さんのお役に立てて嬉しいよ。」

 

 

 

 

 

「次は何を植えようかしら？」

 

 

また、「私に出来ることない？あったら何でも言ってくださいね。」と

ご自分から声をかけられ、率先して動かれる方もみえます。

１日、２日で出来ることではありません。毎日やっていただき

少しずつ出来る方もたくさんいらっしゃいます。

ですが、どの方も

「他の人の役に立ちたい。ここまで出来ます。」

といった思いを持ち続けて頂けるようご支援してまいります。

また、皆様のご様子をご報告させていただきます。

 

ライフケア山根　　　渡部千尋