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明治時代(変わりゆく近代日本)へ 時間旅行(タイムスリップ)
2019.6.10
最近は、あまり雨の降らない空梅雨の雰囲気ですが、如何お過ごしでしょうか。
ダムの水量が気になると共に、節水に気を遣う今日この頃です。
話を戻しまして、前回お伝えした明治村のご報告です。
毎年開催していた ライフケア・春の行楽 「岩倉・五条川の桜花見」を
「明治時代(変わりゆく近代日本)へ時間旅行(タイムスリップ)」
と言うコンセプトを持たせた、「明治村」にモデルチェンジ。
行楽の内容を大幅にスケールアップし、
55人乗りの巨大観光バス2台 を筆頭に、
町内会、社員旅行や慰安会、子供達がまだ小さな頃に連れて行ったりした「明治村」に、
あの頃の想いを乗せて出発致しました。
今回の明治村ですが、実は様々なハードルがありました。
一番のハードルは起伏に富んだ地形と、食事処である「明治村ホール」の2Fへのエレベーターが存在しないと言う事。
つまり、明治村を堪能するには歩行訓練を日々行って、起伏のある街道を歩いた後に階段の昇り降りが出来る体力と歩行能力を獲得する事が必要であり、今回の行楽は所謂
「日々の努力の成果を発揮する日」
でもありました。
本当に良く頑張られました。
当然の話ですが、毎日頑張ってきた分のワクワク感が、皆様止まりませんでした。
「昨夜は年甲斐もなく、楽しみで眠れなくてね」と笑う方や、
「バスで行くってのがいいよな。若い頃を思い出すよ」と話す方。
「こんな事はもう一生無いと思っとった、ありがとね」と、行きの道中で既に感傷に浸る方と様々です。
「何十年も前に、まだ小さかった息子をここに連れてきた時にもあったのよ、あのステンドガラスの窓」
この方の瞳には、在りし日の息子様の姿がそこに存在するのかもしれません。
「ガイドさん、次はどこ行くじゃ?」
「アレは何かね?説明説明」
職員はいつの間にか観光ガイドの様です。
「ようやっと頑張った甲斐があったがね、なんぼ歩いても大丈夫だわ」
と、日々の歩行訓練の成果を実感する方もいました。
目標に向かって努力して、それを達成できた感動は何物にも代えがたい最高の気分です。
非日常な一日を
とびっきりの輝いた瞳で
楽しんで頂けているその顔は
とても素敵です。
手前味噌で申し訳ありませんが
この様な企画を、発案実行できる介護事業所は
ライフケアグループだけだと思っています。
秋の行楽もお楽しみにして下さい。