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わくわくするね みんなとお出かけ

2018.11.20

今年の秋は、すがすがしくて、いい天気の日が多いですね。

雨が降り続いたり、寒い日が続いたりせず、晴れ渡る青空がみられて、ほどよく暖かい。

そんな日は、自然と、お出かけしたくなりますね。

それも誰かと一緒だと、自然と、胸がはずんで、足どりも軽くなる気がして、

いつも行かないような所へも行けてしまう。

そんな気持ちになりますよね。

今月も、ライフケア一つ山グループホームの皆さん、各所へお出かけになりました。

 

 

 

 

 

 

ライフケア久方へ

コーラスを聴きに行かれました。

カラフルな秋の紅葉を思わせる素敵な衣装のコーラス隊のみなさんの、

透き通った歌声のハーモニーに耳を傾けていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

♪あ~きの ゆうひ~に て~るうやま も~みいじ~

♪だ~れかさんが だ~れかさんが だ~れかさんが み~つけた ちいさいあ~き ちいさいあ~き

♪し~ずか~な し~ずかな~ さ~との あ~き

子供のころによく歌った秋の歌、一緒に歌っていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

「わかった。よく聴いたらね。知ってる歌だった。」

「忘れとらんね。子供の時分に、好きでやることはね。」

 

 

 

 

 

 

地域の皆さんとの交流会 ”むつみ会”  にも、お出かけになり、

ギター・アンサンブルの生演奏を聴かれました。

 

 

 

 

 

 

楽曲 ”ドナドナ” の歌の丁寧な解説に、真剣に耳を傾けていらっしゃいました。

「この歌の作られたイギリスのスコットランドというところは、牛を飼う人が多いんです」

「大切に育てた子牛が荷馬車に揺られて売られていくのを見送る少年の淋しい気持ちを歌にしたんです。」

よく聴いたことのある歌でも、丁寧に解説して頂いてから聴くと、その情景が目に浮かんできて、

歌われている少年の気持ちが音楽にのせて伝わるようでした。

 

 

 

 

 

 

ギターの生演奏を聴いた後は、お食事会がありました。

民生委員さんや地域のボランティアさんが用意して下さるお昼ごはんです。

秋鮭のムニエや、新じゃが芋やブロッコリーを湯がいたのや、柿や蜜柑といった ”秋の味覚” が頂けました。

 

 

 

 

 

ライフケア山根の皆さんと再会し、一緒にお食事を頂きました。

「わたしらも、山根にいたんだよ」

「そのとき私、しばらくお泊りしてて・・・」

「そうなの?わたしもお泊りしてたことあるのよ」

「それでだわ。どこかでお見かけしたお顔だわ・・・と思っていたのよ。」

「ここ来れば、また逢えるね」

「そうね。またここに来れば、逢えるわね。」

「では、また来月。お逢いしましょうね。」

「また逢いましょうね」

「それまで、どうぞお元気で」

「あなたもね」

自然に紡がれるご利用者様同士の何気ない会話からは、

秋の木の葉の色のように、相手を思いやる豊かな言葉に満ちて感じられました。

 

『お出かけする』って思うだけで、こんなにも自然に心も身体も動かされているんですね。

さぁ、いよいよ、秋の行楽行事です。

ライフケアのご利用者様お一人お一人にとって、素晴らしい体験となりますよう、

スタッフ一同、一丸となって取り組んで参ります。

 

グループホームライフケア一つ山

浅井陽平

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