連日猛暑の日が続いていますが、皆さん体調を崩さず、いかがお過ごしでしょうか。

 

ライフケア山根でも利用者様は暑さに負けず通って来て下さいます。

私たちの「小規模多機能ホーム」ではその人がいつまでも自分の家で

生活をしていくために必要なお手伝いをしています。

そのために必要な事の一つは「いつまでも自分の足で歩く」ことです。

 

散歩に出かけるのも目的や目標を持ってお出かけになられます。

「私は家にいる時はなるべくお父さんが

大変にならないようにしたいからね、

歩行器なんてみっともないと思ってたけど、

そんなこと言ってられないわね。」

 

「近くの八百屋に買い物に行きたいの、

昔から行ってるところだから。

あとね、月に1回の近所の寄り合い会に行ってるの。

馬鹿話をしたり、一緒にお団子なんか作って食べるのが楽しみでね、

たまにみんなで歌ったりするのよ。」

 

「大丈夫？もっとゆっくり歩こうか？」との後ろからの気遣い。

「いいよ、いいよ！大丈夫、これくらい歩けんでどうするの！

私は家の近くの病院に一人で行くのが目標なんだからさ、

あそこまで行けるようにここで練習をしないかんのよ。」

 

山根の駐車場までスタッフと歩かれ

目の前に広がる森の景色を楽しまれます。

「風が気持ちいいね！」「おっきい森だね！」

スタッフも一緒に景色を楽しみながら同じ歩幅で歩きます。

 

皆さんの歩く距離や目的はそれぞれ違います。

豊かな自然を眺め気持ちをリフレッシュされる方や

お父さんに大変な思いをさせないためにと、

目的を持って散歩に行かれる方もいます。

 

 

皆さんそれぞれに思いがあります。

私たちはその思いに寄り添い、

そしてその思いが達成できるよう

日々お手伝いをさせていただいています。

暑い日が続きますが、

私たちも皆さんの熱い思いに負けないように頑張っていきます。

 

 

小規模多機能ホームライフケア山根　　濱口　鯉央