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続けていくこと
2016.9.15
夏の暑さもやわらぎ、ゆっくりと秋の涼しさが
感じられ、彼岸花が咲き乱れる季節となってきました。
「硬くて、痛いね。」
「ここから花が咲くの?」
「初めて見たよ。どんな花が咲くのかな?」
早速ですが、これはご存知ですか?
これは、アーティチョークと呼ばれるアザミに似た植物です。
アーティチョークと聞くと、食材と思われる方も多いですが、
食用としているのは海外、日本では野菜としてではなく観賞用として用いられています。
このアーティチョークがここやマネのすぐそばで咲いているんです。
そんな花々を使った『野花の会』について紹介します。
この『野花の会』、以前まだ始めたばかりの頃にも紹介させて頂きました。
そこから半年が経ち・・・
「この柄が良いな。」
「お花があるから、もう少し
落ち着いたものが良いわ。」
「この黄色い花なんかいいな。」
「見ているだけで元気になれるよ。」
「この花が良い。」
「まずはこれだけにしよう。」
「葉っぱもあると良さそうね。」
ご自分で花器の飾りつけやお花選びをして頂き、思い思いの作品を
作られています。
この日は豆腐のパックを花器にし、生けられています。他にも、小瓶や牛乳パック
などといった身近にあるもので生け花を楽しんで頂く事に心がけています。
「お花を切るときは
茎をななめにすると良いのよ。」
「私はここが正面よ。」
中には「最近ね、生け花の番組を見て勉強しているんですが、なかなか難しい
ですよ。自己流で生けますよ。」と生け花に興味関心をもたれる方も増えてきています。
「これだけ並ぶと展示会のようね」
「同じ材料でここまで変わってしまうなんて面白いね」
このように少しずつですが皆様の中に変化が見られ、日頃から花の
手入れや世話をしてくださる方が増えてきました。
また、今までは『野花の会』に使うお花を先生とスタッフで摘みに行っていましたが、
今後は皆様と散歩中に摘みに行き、その花で生けていこうと考えています。
小規模多機能ホーム ライフケア山根
濱口 鯉央