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お針子さん
2014.11.15
朝の散歩の足元に、落ち葉を踏みしだく音も
する季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は久方のお針子さんを紹介します。
久方の取り組みの中に『お針クラブ』があります。
その中には、『刺繍』や『ぞうきん縫い』があります。
「小学校の時に運針縫いと言う縫い方を習った事を思い出すなぁ。」
と話されていました。一番初めに習う縫い方だそうです。
運針縫いの仕方は、上半身を正しく座り、胸を張らず、
肩の力をぬき、楽な姿勢で行います。縫い方は、針先を布の向こうに通し、
布を大きくつかみ、針先を布の手前に押し通しながら縫います。
「ミシンで縫うのは楽ちんだけど、手で縫った方がやっぱりいいわね。」と。
「ぞうきん縫いは昔されていましたか」と伺うと、
「女なら誰でもやっていたわよ。」「昔、子供のためにぞうきんも
手で縫っていましたよ。」とお話して下さいました。
「針に髪の油をつけると針の通りが良くなるのよ。」
「しつけ糸と手縫い糸の違いの分からない人が最近増えてきたわ。」
「縫い糸も用意しないとね。」と教えて頂きました。
利用者様に教えて頂ける事が多くて、とても助かっています。
おばあちゃんの知恵は素晴らしいですね。
これからもおばあちゃんの知恵を日頃から皆さんに教えて頂き、
色々な取り組みを利用者様と一緒に行っていきます。
また、次回のご報告をお楽しみにして下さい。