小規模多機能ホーム一つ山に

ある日立派な笹が届きました。

その笹を見て

「ああ、もうすぐ七夕ね」

「何かお願いしなくっちゃね」

「何書こうかしら・・・」

こよりをよって・・・

『お月様のように、元気な顔して、明日も楽しく』

『元気で、長生きできますように・・・』

「長生きなんて書いたら、笑われるかね　ふふふ」

「デイサービス久方には100歳を迎えられる方がいらっしゃるそうですよ」

「まあ、すごいね‼」「へぇ‼」

「じゃあ、私たちも長生きできますようにって書いてもいいね‼」

「健康でいられたら長生きしてもいいね」

「私は、みんなと一緒におしゃべりしたり、笑ったりできたら

長生きできる気がするわ」

「じゃあ、こうしてみんなで過ごせたら100歳まで長生きできそうね」

「そうそう、一人ではいかんわ。こうして仲間と一緒に過ごすことができるといいね」

そんなお話しをしながら

次々にお願いごとを書かれます。

短冊でいっぱいの笹が完成です。

来年もみなさまでたなばたさまが迎えられますように・・・