何かと忙しい年末年始。
利用者様も、幾度と無く経験したこの時期に忙しかった事や様々な事項を思い出されます。

紅葉も終わりになって来た１２月初旬。

柔らかな日差しの中、テラスにて皆様と会話。

前を通る近所の方やウォーキングをされる方

に、話し掛けたり掛けられたり。

「お嬢ちゃん、可愛いね」「こんにちは」

近所の親子連れの方との触れ合いの日々。
 

そんな１２月も中旬を迎えると・・・・

「まだ、大掃除が済んで無いね。はよやらんと年越せれんで。」
と、掃除を始められる利用者様。
若い頃は年末大掃除を率先して行っていた手腕なのか、手際がとても良い感じ。

それに追従するが如く、他の利用者様も
「そやなあ、１年の汚れを落としとかんと」
と、掃除を始められる。

気がつくと・・・

スタッフと共に、大掃除の始まり。
最後は建物周りの掃除を始められました。

「これで新しい年が迎えられるね」

額に汗流しながら、笑いながら話して下さいま

した。
 

 

 

正月に向けて、陶芸教室も行いました。

「お正月用に頑張って作らないとね」

と、頑張って制作しています。

羽子板にコマ。

正月絵柄満載の小皿を作り、工房で焼き上げ

て頂きます。

 

 

焼きあがった作品を見て

「綺麗にできたね」「可愛く焼けたね」

と、話され、

「正月のお節に使おうかな」
「持って帰って見せなちゃ」

と、作品を前に皆様と話されました。

 

 

正月貼り出し用の

『賀正』

を、書いて頂いたりしているうちに

どんどん大晦日が近付いて来ました。

 

 

 

 

 

少し肌寒い大晦日にテラスで話される利用

者様。

「あっと言う間に今年も終わりだな。」
「そうですね。でも、何だかんだ言って良い１
年でしたね。」
「そうだな、来年も良い年だとええな。」
「きっと良い年になりますよ」

 

 

 

しみじみと話される利用者様の言葉の深さと、癒しを感じる大晦日でありました。