ブログ
社内コンペ発表会を開催しました。
2011.8.1
【第一回ライフケアグループ社内コンペティション発表会の様子】
このたび、初の試みとなる社内コンペ。
7月28日(木)19:00から、名古屋市天白区 デイサービス ライフケア久方にて
実践発表会を開催しました。
今回のブログでは、
その発表会の内容について、ご紹介します。
発表会では、社内8つの事業所が、それぞれのテーマに
沿った実践報告を事業所の開設順に行いました。
◎デイサービス ライフケア久方
≪自立した生活が続けられるように支援する~体力向上を目指した体操を提供する≫
二人の通所利用者にスポットを当てた、自宅での生活に必要な動きや体力を維持したり
向上することに向けた、リハビリ計画と実践の模様についての報告でした。
説明の内容も上手くまとまっていて、
加えて、落ち着いた口調が他の縁者に比較して
聞きとりやすく、一番わかりやすさに勝る発表でした。
◎小規模多機能ホーム ライフケア岩倉
≪利用者様の人生を知ろう!!≫
日々の支援の中での、「今」の気持ちに着目して、介護支援に
取り組んだ内容についての実践報告でした。
ある出席者からは、「落ち着いていて聞きやすかったです。」
とコメントをいただいていましたよ。
◎デイサービス ライフケア岩倉
≪趣味を生きがいに≫
ある通所利用者が、人知れず作っていた”折り紙パック”。
その”折り紙パック”で、作り方を人に教えることで
役割と意欲を見出し、生活の張り合いにまで深めることが
出来た、或る一人の通所利用者にスポットをあてて
取り組んだことについての実践発表でした。
実践発表後、
「今回の取り組みで、全員で取り組む機会を持てたことが、
気持ちを一つにまとめて喜びを感じるに至ることができた」と
のコメントがありました。
◎小規模多機能ホーム ライフケア平針 【 銀賞 受賞 】
≪「生活機能」維持向上を目指して。≫
入院時に歩行もできず、呑み込みが悪いとのことで
「胃ろう」をつくるように薦められた
或る利用者の「望む生活」に着目し、目標をたて
少しずつ実現する様子についての実践発表でした。
事業所側の必要性からではなく、ご本人自身から
「望む生活」に向けた日課を選択出来る取組みによって、
自身が、自身の変化を実感できて、喜びにつながった
その報告に、会場では共感する社員も見られる程の
発表でした。
グループホーム ライフケア 一つ山 【 金賞 受賞 】
≪グループホーム入居者の連帯感向上と
〇〇様に対する「私の暮らしや想い」計画に対する作業療法の実行。≫
利用者が不安な気持ちではなく、穏やかにグループホームで暮らしていけるために
利用者同士がもっとお互いを知ることのできる環境を整えて、
取組みに配慮を加えることを構想し、実践したことについての発表。
一か月で、随分 連帯感が強まり、不安な気持ちが減り、
安心して暮らせ、居心地の良い空間になりました。
このために組み上げたプログラム実践の結果、
皆さんの穏やかな生活に一歩近づいたのではないかとのこと。
社内コンペの主旨からも、利用者のみならずスタッフも一体となった
取組みには、互いに支えあったり、気持ちを汲み取ったりする中で、
個人ケアに展開する工夫が見られた発表でした。
小規模多機能ホーム ライフケア 一つ山 【 社長賞 受賞 】
≪ 見える介護 ≫
利用者や、支えるその家族が、取組みの中で心や体で実感し、
笑顔で”これまでできなかったことができた!”といった、
そんな「見える介護」を目標に取り組んだ旨の実践発表です。
私たちご本人様、ご家族が同じ目標に向かって、
まだある存在能力に働きかけて行きます。
身近な事はちょっとした達成感が心を豊かにしてくれると思いますとのこと。
その取組み中に、
生活の中での目標・目的に向けて時間をかけてかかわり、
その方の気持ちに沿って働きかけ
「心に触れる実感」が彼らの可能性を変えていくといった過程にこそ
ケアの存在価値があると再確認させるような発表でした。
小規模多機能ホーム ライフケア 山根
≪ H・A・P ~ココロとカラダの機能改善~ ≫
”心から何かを感じたい。””何かを自分からしていきたい”
という意欲は、カラダの状態から来てるのではないか?
という着目点から、その確認を行うべく取り組んだ内容に
ついての発表でした。
機能訓練にポイントカードを導入するなど
到達目標のほかに、努力目標を設定して
取組んでいました。
今回は、その実践過程についてビデオを交えた形で
3名の事例をもとに発表を行ってもらいました。
第一回となる今回の社内コンペの入賞は以下のとおりです。
【金 賞】 グループホーム ライフケア 一つ山
<賞金並びに記念トロフィー>
【銀 賞】 小規模多機能ホーム ライフケア平針
<賞金>
【社長賞】 小規模多機能ホーム ライフケア 一つ山
<賞品>
あくまでも、それぞれのチームが目標に向かい、期限を決めて、
資料を実践した自分たちで分析してまとめ、
同条件で競い合うことに
取り組みに対して、一体感を覚えることができたのではないかと
思います。
来年度以降も、続けて
「その先」を
皆で目指していきます・・・・。
福祉事業本部