今年もとうとう梅雨に入りました。

スーパーの店頭では、らっきょうや梅が所狭しと

並んでいます。

「昔は、毎年漬けたもんだけどね・・・」

「らっきょうの皮をむくのが手間だったわよ」

「同じようにやっても、毎年微妙に味が違うのよね」

「それぞれの家の味もあるしね・・・・」

入居者様同士、昔話に花が咲きます。

 

時は、先月に戻りますが

５月２１日（土）に津軽三味線恋糸の皆様に

お越しいただきました。

新緑をバックに、演奏していただく津軽三味線の迫力に

始めこそ圧倒されていましたが

 

小さな楽器を手渡されると

「え～っ、私がやるの？できるかしら？」

「とにかく鳴らせばいいのね」

「よっしゃ、やってみよっ！」

「これでは物足りんで、もうちょっと違うものない？」

「じゃあ、太鼓叩いてみますか？」

「おお、いいねえ。」

「それでは、楽器を鳴らしながら、歌ってみましょうか？」

「曲は、皆さまおなじみの曲ばかりですよ」

「手を動かすのも忘れないで！」

「こりゃ、難しいわ」

「炭坑節ご存知ですか？なんなら、踊っていただいても♪」

「ハッハッハ・・・・また今度にするわ」

「東京音頭？懐かしいわね。東京生まれだから、よく歌ったけど

今は、歌えるかしら？」

「はあ～、踊り踊るなあら、ちょいと東京音頭♪」

「あら、歌えたわね・・・」

「これで　いいかなあ」

「お上手ですよ、いかかですか？」

「面白い音がするね」

「楽しかったね。」

「聞いてるだけじゃなくて

一緒にできると楽しさが何倍にもなりますね」

 

 

この時期は、雨の日と天気の良い日の気温差や湿度の高さで

体調を崩しやすくなります。

くれぐれもご自愛くださいね。

 

 

 

 

新緑の季節になりました。

リバーステージ岩倉のダイニングの目の前の桜の木は

まぶしいほどの若葉が生い茂っています。

喫茶コーナーでコーヒーを飲みながら景色を眺めていると

「あの木々から、エネルギーがもらえるようだね」と

おっしゃった入居者様もあるほどです。

５月といえば、第二日曜日は『母の日』です。

一日早くではありましたが、＜母の日ありがとうランチ＞と題しました。

ささやかではありますが、感謝の気持ちです。

「母の日なのね。気付かなかったわ」

「あなたのお母様はどんな人だったの？」

入居者様同士の会話もお母様の思い出話になりました。

「うちは、子供のころに病気で亡くなってしまったんだけど

やさしい人だったよ。怒られたことなんてなかった。末っ子だったしね」

「私の母は、長生きだったわ。ついこの間まで元気だったような気がするけど

改めて考えると、もう２０年くらい経ってるわ」

「私は、ひとり娘だったから、可愛がってもらったわよ」

「あら、いいわね。私は、母とは反りが合わなくて、喧嘩ばかり。

でも今思うと、私のためを思ってだったのよね、この年になって

ようやく母の気持ちがわかるなんてね・・・」

「今でも四六時中思い出すわよ。たすき掛けでいつも

忙しそうにしてたわね。会えるなら、もう一度会って

ゆっくりお話がしてみたいわ」

いつまでもお話が途絶えることはありません。

どの入居者様にとっても、やはり＜お母さん＞とは

かけがえのない存在のようです。

そして・・・

私たち職員にとっては、人生の大先輩である

入居者様もかけがえのない方たちばかりです。

これからも、お元気で、私たちに

いろいろなことを教えてください。

リバーステージ岩倉７階から見える景色を添えて。

 

 

 

 

 

 

 

待ちにまった、春がやってきました！

 

 

 

 

 

 

今年も五条川の桜並木が、見事な花を咲かせてくれました。

「今年も咲いたなあ。こりゃ、見事だ」

「本当は、自分の足で歩きたいんだけど、痛いのには勝てんでな」

写真を撮っている入居者様を発見！

「こんなきれいな桜を撮らんで、どうするの？」

「この美しさが伝わるかなあ・・・」

マンションの入居者様やデイサービス・小規模多機能ホームの

利用者様に気軽にコーヒーを味わっていただこうと

＜五条川カフェ＞と銘打って、喫茶コーナーが

オープンしました。

「早速、来ちゃった。えっ？私が一番なの？」

「桜を眺めながら、コーヒー飲めるなんて幸せだわ」

「わざわざ出かけなくていいものね」

「以前住んでいたところには、すぐ近くに喫茶店があってね

毎日のように通ったよ。お客は常連さんばっかり。

座る席もなんとなく決まっとったなあ」

「やっぱりちょっと歩いてくるわ」

「ここから見るのもいいけど、匂いがするかもしれないし・・・」

「あなた、行ってらっしゃい。人が多いから、ここで見てるわ」

「素敵ねえ。人も大勢出ているわね。」

「部屋からも桜が見えるのよ。」

「仕事をしているときは、お花見もよく行ったんだけど

その時は、＜花より団子＞だったけどね　ハハハ・・・」

 

「コーヒー飲みに来たよ。」

「一番乗りかと思ったけど、遅かった？」

 

 

仲良しの人と語りあったり、ひとりでゆっくり味わったり

みなさまの憩いの場所に、ご利用ください。

 

来年の桜も、楽しむことができるように

健康に過ごしましょう。

 

 

昔から、『三寒四温』という言葉が、ありますが

本当にその通りで、寒い日が続くと思ったら、暖かくなって

また、寒くなってに繰り返しで、少しずつ季節が動いているようです。

 

 

 

 

 

 

五条川の桜のつぼみは、まだ固いようですが、

それでも、あと2週間もすると、きれいな花を咲かせてくれるでしょう。

 

「たまには、喫茶店にお茶でも飲みに行かない？」

入居者様に、以前からこんなお誘いを受けていました。

「他にも行きたい方、いらっしゃるんじゃない？」

ということで、いつもは、ダイニングで行っていた

つきいちカフェですが、近くの喫茶店にお出かけすることに。

 

「久しぶりだわ～　喫茶店」

「前は、よく行ってたけど、最近では行ってなかったもの」

「最近、歩いていないから、足が弱っちゃって・・・」

「お店まで、歩いて行けるかしら？」

初めは、不安そうな声が聞かれましたが

無事に喫茶店に到着しました。

「この器　素敵ね」

「それぞれ、柄が違うみたいよ」

「ほんとだ！！」

「部屋で飲むのとでは、やっぱり雰囲気が違うね」

「部屋では、器の柄まで気にしないもんね」

「そうそう。ひとりじゃないしね」

「また、いっしょに来ましょうよ」

「そうですね。足を鍛えておかないと！」

「ハハハ・・・」

「わたし、こういうの好きなのよ」

「これがいいんじゃない？春らしくて」

「そうね」

店内では、手作りの手芸品が展示してありました。

手芸好きなお二人が、相談中です。

「迷っちゃうよねえ」

こんな時間も、楽しいひとときです。

「さあ、帰りますか」

「美味しかったね」

「楽しかったわ」

「また、ぜひ行きましょうね！」

「あなた、お土産も買ってよかったわね」

「どんなの買ったの？ちょっと見せて」

「部屋に飾ろうと思って」

到着してからも、お話が続いていました。

 

寒かった冬も終わり、これからの季節は

お出かけに最適です。

次は、五条川の桜を見に出かけてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

毎日、寒い日が続いていましたが

節分　立春が過ぎて暦の上では、春になりました。

風は、まだ冷たいですが、陽ざしには温もりが感じられるようになりました。

梅も見ごろになってきました。

春はもう、すぐそこまで来ています。

 

2月3日（火）　この日の昼食は節分にちなんだものでした。

鬼や福の面、升には福豆　厄除けの柊

そして、恵方巻

「今年の恵方はどっち？」

「南南東　笠寺観音の方角ですよ」

「南南東だって、難しいなあ」

「昔は、神社や寺院に行って、豆をまいたり　拾ったりしたわ」

「私も行ったことあるわ。まあ、大勢過ぎて、隅っこの方で見てたんだけどね、

結構、危ないよ。でも楽しかったですよ」

「犬山の成田山とか一宮の真清田神社とか　有名人も来るよね」

食事の後には、誰彼となく「豆まきしましょう」となりました。

「　見えない邪気が＜鬼＞ですよ。思いっきりいきますよ。」

「鬼は外　鬼は外」邪気が入るから早く閉めて・・・

「私も久しぶりにやってみましょう。

ここに来るまでは一人暮らしだったからね」

「なんか、楽しくなってきた」

「あれっ、何やってるの？」

「どうかしらと思って・・・」

「アハハハハ・・・よく似合うよ」

 

「みんなが鬼を追い払ってくれたから、

これで、安心して暮らしていけるな！！」

 

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