１２月になりました。

今年もあっという間に一年が終わろうとしています。

「今年は暖かくて助かるね！」

合言葉のように入居者様同士の会話から聞こえてきます。

ところで、リバーステージ岩倉でも

１２月に入るとクリスマスツリーを飾ります。

「おおっ、今年もこの時期になったなあ」

「みんな呼んできて！」

「いっしょに飾り付けしよう」

「どこがいいかしら？」

「私は、上の方につけましょう」

「下にもないと寂しいからね」

「この辺かしら？」

「そうそう、その辺がいいわ」

「あら、あなた監督さんみたいね」

「折角飾るんだから、カッコよくしたいじゃない！」

「私もやっていいの？」

「もちろんです」

「じゃあ、ここにつけておこっ」

「あらあ、遠慮深いですね」

「知らなかった？ハハハ・・・」

「上の方は無理だから、下の方にしましょ」

「ずいぶん華やかになってきて、ウキウキしちゃうわ」

「上の方が、さみしいわ」

「もうちょっと右側がいいんじゃない？」

「このあたり？」

モールや綿の雪もつけるといっぺんに華やかになってきました。

「おお、よおなったわ」

「私が住んでいたドイツではね、天井まで届くくらいの

もみの木に飾り付けをするんですよ」

「本物のもみの木ですか？」

「そうですよ。年明けまで約１カ月間飾るんですよ」

「綿が落ちかかってるから、直しましょ」

入居者の皆様のご協力をいただいて、素敵なクリスマスツリーが

完成しました。

「これを飾ると年の瀬がだって感じるね」

「一年間、健康で暮らせたってことよ」

「また、来年もみんなで飾れるように頑張りましょッ！」

今年一年、お世話になり、ありがとうございました。

来年も入居者の皆さまに、健康で楽しく暮らしていただけるように

ご協力いただきながら、精一杯頑張らせていただきますので

よろしくお願いいたします。

みなさま、良いお年をお迎えください。

リバーステージ岩倉職員一同

11月も中旬になり、秋も深くなってきました。

「紅葉前線が、都市部にもおりてきました」

こんな言葉が、あちこちのテレビの番組から

聞こえてきます。

リバーステージ岩倉では、毎月、季節の行事食を

楽しんでいただいています。

今月は、　＜寿司屋台＞　です。

「お寿司久しぶりだね」

「美味いなあ」

「こんなに食べられるかしら？」

「好きなものは、どれだけでも入るわよ」

「そうね、フフフ・・・」

皆様、自然に笑顔になります。

「前の屋台でも、たくさん握ってくださっていますので

どんどん食べてくださいね！」

「器用なもんだ。手つきがいい！」

「食べるのも忘れて、見とれてしまうわ」

「おすすめある？」

「なんでも美味しいですよ」

「マグロは、どこのもの？」

「どこですかねえ・・・国産ですっ！」

「ハハハ・・・国産ときたか」

こんなやりとりも楽しみの一つです。

「私は、海老が大好物でね。海老ばっかりもらってもいいかな？」

「どうぞどうぞ。海老は、大人気ですよ」

「私の番まで、あるかなあ？」

「大丈夫ですよ。たくさんあるから。」

「外国に住んでいたころは、ホームパーティを開いて

お友達を自宅に招いていたんですが、その時、私もお寿司を

握って、振舞いましたよ」

「ええ～っ！お寿司握れるの？」

「昔の話ですよ」

「いっしょに屋台に立ってきたらいいわ」

「いやいや。食べる方がいいですよ」

ところで、屋台にはってある、お寿司のネタや寿司屋台の文字を

お気づきでしょうか？

先日、書道の時間に、入居者様が書いてくださいました。

季節を感じる文字を普段は書いていらっしゃいますが

「今度、寿司屋台がありますよ」とお話しすると

「そりゃあ楽しみだ。わしらもなんか手伝おうか」と

お寿司のネタをたくさん書いてくださいました。

「これを寿司屋台の日にはってみるといいわ」

「それでは、お言葉に甘えて・・・」

「これこの間みんなで書いたんだよ」

「どれどれ」

「わあ、なんか雰囲気でるね」

「そうだろう、なかなかいいな」

「みなさんお上手ね。おすしも美味しかったし。しあわせだわあ」

入居者様の合言葉「みんなで楽しい時間を過ごしましょう」を

実現するためにも、入居者様がもっていらっしゃるお力を

お借りしていきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

九月に入り、日の暮れるのもずいぶん早くなりました。

あんなに暑かった気温も、すっかり涼しくなって、

秋めいてきました。

「みんな、どんな過ごし方をしているの？」と

リバーステージ岩倉の見学者の方から

こんな質問をされることがあります。

入居者様に伺ってみました。

「畑で野菜を栽培したり、花壇の手入れをしたりしているよ」

「みんなが、喜んでくれて、やりがいがあるよ」

「他にも社交ダンスやカラオケにも行ってるよ」

「老人クラブでは、私に勝てる人はいなかったよ」

「でも、最近では、将棋を打つ機会もなくってね・・・」

残念そうにされていましたが、将棋盤があるとわかると

表情が明るくなりました。

夕食の後のひと時です

１００歳と９６歳の仲良し二人組

毎日、夕食の後、おしゃべりを楽しまれます。

「何をお話しされているのですか？」

「昔のことが多いわね」

「そうね。私たちは、長いこと生きてるから。

話はつきないわよ、フフフ・・・・」

「いっしょに上がりますか？」

「同じ階だもの、いっしょに行きましょう」

「縁があって、こうして知り合ったんだから」

こちらも仲良しさんのようです。

お部屋で編み物をされたり

お料理が趣味な男性は、「朝食は自分で作るよ！！」

「寝る前にワインを少々。これが毎日の楽しみ！」

「毎朝、決まった時間に散歩をしていると、

自然に知り合いができるよ」

毎日の暮らし方は、それぞれのようです。

皆様も、お近くにお越しの際は、リバーステージ岩倉に

見学にお立ち寄りください。お待ちしております。

残暑お見舞い申し上げます。

毎日　体温に迫る勢いの最高気温が続いています。

熱中症予防には、冷房がかかせませんが、

その冷房で　夏かぜを引いている人も多いそうです。

暑いからと言って、くれぐれも冷やしすぎにはご注意くださいね。

リバーステージの入居者様は、

体調を崩される方は少なく、お元気にお過ごしです。

「たまには、からだを動かしたいなあ。冷房の中ばかりだから」 こんな声が聞こえてきました。

「おお、いいねえ。時々ほぐしてやらないと固まってしまうからな」

「私は、毎朝１時間くらい五条川沿いを歩いていますよ」

「へえ！１時間も！あんた、すごいねえ」

「すれ違う人、みんなに挨拶していますよ。

そうすると、いろんな出会いがあって楽しいですよ」

「暑いから、気をつけてよ」

体を動かすなら、皆さんお好きな＜風船バレー＞

「どうせやるなら、目標を決めてやりましょうよ」

「いいねえ。じゃあ、１００回落とさないで続けるはどう？」

「１００回って案外大変なんだよ」

いよいよ始まりました。

「それっ」「おっと」「来た来た」

みなさま、なかなか積極的です。

ご自分の前にきた風船は、絶対に拾うんだという

意気込みが伝わってきます。

ですが、ときどき

「ああ～、残念！！」

「３８回でした」

「でも、最初にしては、続いたんじゃない？」

「よっしゃ、もう１回やろか」

「１」「２」「３」・・・・・・・・・・

「おお、今度はいくか・・・」

「５０」「５１」「５２・・・」

休憩を挟みながら、結局４回目の１３８回が

最高でした。

「面白かったねえ」

終わった後はお、茶を飲みながらのおしゃべりタイムです。

「続けるのは、案外難しいね」

岩倉市や周辺地域のことや戦時中のはなし

高校野球のことなど話題は豊富です。

「こんなことできるのも、平和だからだね」

「本当に、いい世の中になった」

「ああ、こういう時間は、楽しいねえ」

立秋が過ぎて、暦の上では秋ですが

まだまだ、残暑が続きそうです。

くれぐれもご自愛くださいね。

台風が３つも接近している影響なのか

湿度に加えて、気温も高くなってきました。

こんな時は、体調を崩しやすいので

気を付けてくださいね。

ところで、リバーステージ岩倉では

入居様様からの「筆を持つ機会を作ってほしい」というご意見により

２か月に１度　書道を行っています。

「みんなで楽しく」が入居様同士の合言葉になっています。

「先生に習うのもいいけど、緊張しちゃうからな。」

「字を書くだけでなくて、いろんなことをやってみたいから

＜筆に親しむ＞っていう感じかな」

「習字なんて、小学校以来で、手がふるっっちゃうわ」と

線を書く練習を何度も行っていた方も

１年半経った今では、躊躇することなく、書き始めます。

入居半年の方も

「お習字の時間があってよかったわ。

みなさんとすぐに仲良くなれたもの」

「字は下手だよ。でもこういうのは、参加することが大切よ！」

この日は、折しも七夕の前でした。

「短冊も筆で書きましょうよ」

「願いごとか・・・半紙に字を書くより難しいな」

「願いごとが浮かばないわ。

世界の平和を願おうかしら」

「やっぱり、健康第一じゃない」

「私も書くわ」外出から戻られての

飛び入り参加です。

「もうすぐ七夕なんだね。一年って早いもんだねえ」

そして、新しい試みとして

みなさまで、一つの作品を作ることに取り組んでいます。

＜夏＞という文字の周りに

夏にちなんだことばを書いていきます。

「夏と言えば、花火かなあ。

ついでに花火の絵も描いてみるか」

「色もつけるときっと良くなるよ」

「スイカはどう？」

「いいねえ～」

皆様の口から、夏にちなんだいろいろな言葉が

飛び出します。

「ひとりずつ字の練習するのもいいけど、

こうやって、みんなで考えていくのも楽しいね」

「いい出来栄えだなあ！」

「絵を書くことによって、味も出てきたし」

＜書道＞と言っても、いろんな取り組みが出来るようです。

さて、皆様に書いていただいた　短冊はというと

後日、他の利用者様にも、書いていただいて

玄関に設置した　笹に飾って頂きました。

「皆さんの願いが叶うといいわね」

一生懸命、思いを込めて、飾ってくださいました。

どうか、来年の七夕も皆様と一緒に過ごすことができますように・・・