ついに、待ちに待った季節がやってきました。

今年も見事な桜が咲きました。

目の前に広がる桜並木を

食事の時に眺めたり

「どこへも行かんでも、花見ができるな」

「幸せだな。長いこと岩倉に住んでいても

こんな景色を経験したことないな」

「この桜はね、戦後に市民の手で植えられたんだよ」

「お父さん、上向いて、なんか見えるの？」

「曇り空より青空のほうが、さくらには合うな」

「そりゃ、そうだわ。きれいだわ」

「天気もいいし、出かけよか」

「どこがいいかな」

「少し、歩こうか」

「今年の桜は、もうすぐ終わりだからね」

「お母さん、景色のいいところを散歩するのって

気持ちがいいね」

「ほんとだね。いつまでもこうして、あんたと一緒に

歩けるように元気でおらんとね」

「そうだよ、来年の桜も一緒に見ようね」

春本番といっても、まだまだ朝晩は寒い日もあります。

風邪などひかれないよう

くれぐれもご自愛ください。

そして、来年もいっしょに桜を楽しみましょう。

リバーステージ岩倉　　　　　角谷　裕美

３月になり、陽ざしにぬくもりを感じるようになりました。

とはいえ、朝晩の冷え込みは厳しい今日この頃です。

でも、三寒四温を繰り返しながら、季節は着実に進んでいるようです

「ちょっとちょっと、これなんだかわかる？」

「なんだろうねえ？パッと見ただけでは、わからないねえ」

「じっくり考えんといかんね」

リバーステージ岩倉には

【哲学の道】と題したコーナーが設けてあります。

入居者の皆様に、頭の体操をしていただくために作られました。

毎月、問題が変わります

「ああっ、わかった！！こうじゃない？」

「どれどれ、教えてよ」

「ここがこうなって・・・・」

「へえ～、なるほどね」

「こっちの問題は、どうだろうか」

「これは、なんだか計算問題みたいよ」

「計算なの？ひらがなが書いてあるけど？」

「数字に直して計算するんじゃない？」

「どれどれ、ひらがなも読めんくなってきた」

「ええっ！それは大変。もっと頭使わないと」

「本当だ、ハハハ・・・」

「頭使ったから、今度は、体を動かさんといかん」

「散歩行ってくるね～」

そして、食事の後は

入居者様同士、たのしいおしゃべりの時間です。

「今日は、会議が長引くよ・・・」

入居者様が笑顔で暮らせるように

微力ながら、お手伝いさせていただきます。

あと、１０日もしたら、五条川の桜のつぼみも

膨らんで、ダイニングから見える景色がピンク色に

染まります。

楽しみですね・・・

リバーステージ岩倉　　　　　角谷　裕美

２月も中旬になりました。

立春も過ぎ、暦の上では、春ですが・・・

五条川の桜並木は、こんな姿の日もありました。

まだまだ寒い日が続きそうです。

ところで、２月３日は節分でした。

リバーステージ岩倉でも、昼食は＜節分メニュー＞

恵方巻きを食べていただきました。

「今年の恵方は、どっちだ？」

「北北西ですよ」

「甚目寺観音だよ」

「じゃあ、南だな」「そうですね。南のほうですね」

「えっ？ちょっと待ってください。皆さん、岩倉を中心にしていませんか？」

「あっ、そうだった。名古屋城を拠点にするんだったね」

昼食後、「よし、豆まきするぞ」

「健康で過ごせるように、厄払いせねば・・・」

「福は～　うち！」

「私もやるの？

昔、母から女の子はやるもんじゃないって言われたけど」

「今は、大丈夫だ。男女同権だ」

「昔は、毎年、豆まきしたわ」

「子供のころは、歳の数の豆を食べるのに

少なすぎて、もっと食べたいなって思ってた」

「今、歳の数の豆を食べたら、詰まってしまうわ」

「そうなったら、大変だで、ほどほどにしないと」

「これだけ、豆巻いたら、みんな健康でいられるわ」

今年も梅の花が咲き始めました。

春の足音も、もうすぐ聞こえてくるでしょう。

インフルエンザが流行っています。

くれぐれもご自愛下さい。

リバーステージ岩倉

角谷　裕美

新しい年が明けました。

1月2日の昼食前　リバーステージ岩倉では、

毎年恒例になっている　＜書き初め＞を

行いました。

「えっ、私も書くの?下手だからなあ

でも　縁起物だからね　書こうかね」

ご夫婦そろってのご参加です。

「二人そろって、健康でいられることに

感謝しなくちゃね」

「どれどれ、私も書きましょう」

「どんな字がいいかな？」

「おめでたいものがいいかな」

「なかなか豪快ですな」

「こういうものは、考えすぎては

書けないから。」

「なるほど。ささっと書かないと　ハハハ」

和やかなひとときで

笑顔の昼食になりました。

入居者様の生活が、快適なものに

なりますように、お手伝いさせていただきます。

今年もよろしくお願いします。

リバーステージ岩倉

角谷　裕美

今年も残り少なくなりました。

やり残したことは、ありませんか？

そんな12月のある日

クリスマスツリーを玄関に置きました。

飾りつけは、毎年　入居者様が行ってくださいます。

「わあ、今年もこの日がやってきたんだね」

「まだ、何にも飾ってないじゃない」

「ええ～っ！私が最初なの？どこへつけようかなあ」

「この辺にしとこうかな」

遠慮がちに下のほうにつけられます。

「どこにする？ここがいいかな？」と

相棒のばんじろうと相談します。

「ほお、クリスマスツリーですか。

子供が小さい頃は、家でも飾りましたよ」

今年、入居された方は、昔を思い出されます。

「みんな、下のほうばっかりで、上が寂しいな」と

「まかせて」と上のほうを担当してくださいます。

「どう？ここでいい？」

「全体のバランスを見ないとね」

「もう少し、右のほうがいいわ」

「はいはい。あんた、監督さんみたいだね」

「この飾りつけは、毎年やってるからね。」

「何度やっても、同じにはならんわ」

「これで、どうかしら？」

「華やかになったわ」

今年も、入居者様のご協力で素敵な

飾り付けができました。

毎日、寒い日が続いていますが、

風邪などお召しになりませんよう

ご自愛ください。

そして

今年一年　大変お世話になりました。

入居者様に「ここに入居して　よかった」と

思っていただける様に、頑張ります。

来年もよろしくお願いいたします。

リバーステージ岩倉

角谷　裕美