新しい年になりました。 新しい年の幕開けは、雪景色から始まりました。
皆様はどんなお正月を過ごされたのでしょうか?
そして・・・ 七草がゆ 鏡開きが終わり、お正月気分も抜け
入居者様にも通常の日々が戻ってきました。
併設しているデイサービスを利用されている方は
ご自分で、エレベーターで1階へ下りられます
「おはようございます。今日もよろしくお願いしますね」
入居される以前にもデイケアを利用されていた方は
車での送迎があるので、外部のデイケアに通って、
リハビリを続けていらっしゃいます
「おはようございますいね。お変わりないですか?」
「今日も寒いけど、頑張ってリハビリするよ」
「その調子!」
「お部屋には、いつもきれいなお花を飾っていたいの。
でも、足がふらつくようになってしまったから、
買いに行くことが出来なくて・・・・」という 女性の入居者様。
お花屋さんに週2回ほど、季節のお花を届けていただく ことになりました。
「きれいなお花を見ていると、元気がでるから、うれしいわ」
息子さんが「お父さんにはいつまでも自分の足で歩いていて 欲しいなあ。
昔は、威厳があって怖かったんだから」
ご自分でも、足の力が弱くなってきたことを自覚され
理学療法士に歩き方の指導をしてもらっています。
「もう少し、背筋を伸ばすとかっこいいですよ」 「
そうかなあ」
「すり足で歩くと転びやすいので、音がしないように足を上げて」
「自分では、そうしているつもりなんだけどなあ・・・」
親しくなった入居者様同士で、おしゃべりを楽しんでいる 光景も見られます。
「あんたは、いつも元気そうでいいなあ」
「毎朝、五条川沿いを歩いていますよ」
「そりゃあいいわ。」
「毎日同じ時間に歩いていると、会う人は同じ顔ぶれなことがわかって」
「へえ~。」
「会う人会う人にあいさつしていたら、今では、毎日決まった時間に集まって」
「集会開いてるの?」
「情報交換しているの!!」
そんな中、 「ちょっとちょっと、これ見て~」と手招きされました。
「どうしたんですか?」
「ほら、これこれ」
「わあ!すごい」
「毎日寒いけど、季節はちょっとずつ進んでいるよ。」
「ほんとですね。」
その指先には、梅の花の小さな小さなつぼみがついていました。
寒さの中にも、春を見つけ、暖かい気持ちになりました。
今年も入居者の皆様にとって、良い年になるように
お手伝いができたらと思っています。
今年もよろしくお願いいたします。
寒い日が続いています。くれぐれもご自愛ください。