「今年の冬は、雪が積もらなくて、助かるね」
「そうですね。雪が積もるとここへ来るのも大変なので」
リバーステージ岩倉ご入居の〇〇様とそんなお話をしていた矢先、
7階から見える景色が
水墨画のようになりました。
外は、凍えるような寒さですが、
マンションの中では、「やってみたい」と
熱いこころを秘めている〇〇様。
以前紹介した「哲学の道 やつるぎ」
月ごとに問題が変わっているのですが、
〇〇様は、毎月とても楽しみにしてくださっています。
「今月は、全体的に難しいなあ」と一度だけでなく
何度も足を運んで、問題を解かれます。
「ああ、答えはこれか。」
「答えをみても、わからんなあ。ハハハ・・・」
「また、明日もやってみるわ」
ぜひぜひ、どうぞ。お待ちしております。
もう、おひとかた
以前から、「絵手紙やってみたいわぁ」とおっしゃっていた
リバーステージ岩倉ご入居の△△様に
併設している<小規模多機能ホーム ライフケア岩倉>で
絵手紙の会が開かれたので、お誘いしました。
何回か経験されている皆さまは、集中して取り組んでおられます。
「何を書こうかしら?」
初めて、挑戦する入居者様は、題材選びにも迷われます。
「そうですね、この季節だと何が思い浮かびますか?」
「そうねえ。少し先だけど、お雛様がいいかな」
さすが、絵心がある方なので、筆が進みます。
あっという間に、かわいいお雛様が完成しました。
「あんまり上手く描けなかったわ」
「味があっていいですよ」
「本当?」
「絵手紙って、上手じゃないほうがいいって言いませんか?」
「慣れてこれば、いいのかなあ」
「そうですよ」
終わってからの、おしゃべりも楽しいものです。
話題は、「次は、何を書こうかしら」
「あなた、また、いらっしゃいな。一緒に描きましょう」
「そうしましょう。今日はどうもありがとね。」
翌日、感想を伺うと
「新しいことに挑戦するのは、緊張するけれど
楽しかったわ。また、声掛けてね」
<哲学の道>の問題に挑戦する〇〇様や
初めて<絵手紙>に挑戦した△△様、
心も体も頭もすこ~し若返ったのではないでしょうか。
私たちも見習わなくては・・・