立秋を過ぎて、暦の上では<秋>になりました。
が、実際は、蒸し暑い日が続いています。
そんなある日のこと
いつもお元気な男性の入居者様が
なんだかさみしそうにされています。
「入れ歯の調子が悪くて、ご飯が食べつらいんだ」
「通っていた歯医者さんは、階段があって、今の自分では行くことができないし・・・」
「どうにかならんかなあ」ひざに痛みがあり、歩くことも難しい状態です。
「大丈夫ですよ。自分で行くことができない場合は、歯医者さんが来てくれますよ!」
「ええ~っ、部屋に来てくれるの?それは助かるなあ」
早速、予約を入れました。
「こんにちわ。今日はどうされましたか?」
「入れ歯の調子が悪くて、すぐにはずれてしまうんです」
「それは、不便ですね。ちょっと診てみましょうか」
「なるほど、支える部分が破損していますね。」
「治るかね?」
「大丈夫 治りますが、ここでは治すのは難しいので、
お預かりしてもいいですか?」
「入れ歯の入院か。ハハハ・・・・」
「いまはこんな感じになっていますが、いかがですか?」
「なるほど わかりました」
入居者様ご自身での通院が難しくなった時は
医師や歯科医の訪問による診察もしていただくことができます。
「もし、自分で通院できなくなったら・・・」との不安はこれで解決です。
これからも入居者様が快適に暮らすことができるように
不安なことはいっしょに考えていきましょう。
暑い日が続いていますが、体調を崩さぬよう くれぐれもご自愛ください。
リバーステージ岩倉 角谷 裕美