これから住まうことに着目した
介護サービス事業が運営するあんしん住宅

リバーステージ岩倉

2014.05.12 Mon

端午の節句

風薫る5月になりました。

五条川の桜並木も新緑がまぶしいくらいです。

川のほとりをウォーキングをしているご近所の方たちの数も

少し多くなったようです。

5月5日は端午の節句です。

リバーステージ岩倉でも

端午の節句をお祝いしました。

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テーブルに飾り付けをしていたら

通りかかった小規模の利用者様が、

「これは、何?」と

立ち止まります。

「今日は、お節句なので、演出してみました」

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「へえ、今日は端午の節句か」

和紙で折ったかぶとに香り菖蒲も添えました。

「あっ、こんなところにも」

お品書きの色紙にも、デイサービスの利用者様に

作って頂いた小さなかぶとをつけました。

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「今日は、いつもと違う雰囲気だわ」

「お節句だって」

「そうだった。今日は5月5日でした」

普段は、それぞれのお席に着いてお食事されますが

入居者様の提案で、季節のメニューの時には

皆様一つのテーブルに集まります。

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メニューは、

黄飯・てんぷら・筑前煮・すまし汁・フルーツ

黄飯は、尾張地方の一部では、端午の節句に食べる

慣わしがあるそうです。

特に初節句には、お祝いのお返しに重箱に詰めて

配るのだそうです。

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「知らなかったわ。初めて食べるんじゃないかしら」

「この間、テレビでやってたわ」

「どこかで食べたような気がするんだけど、

どこだったかしら。

忘れちゃったわ。ハハハ・・・」

くちなしの実で色つけた黄色には、厄除けや邪気払いの

黒豆には、健康で暮らせますようにと願いが込められています。

「じゃあ、今年一年は健康に暮らせるわね」

「本当だ。味わって食べなくちゃ」

 

テーブルの片隅に折り紙を置きました。

「これ、使っていいの?」

「はい。もちろんです。何を折られますか?」

「そりゃあ、今日は<かぶと>でしょう。」

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「結構、覚えているもんだわねえ」

「子供のころには、よく折ったものだわ」

「かぶとは、新聞紙で作って、頭にかぶった覚えがあるわ」

「やった、やった」「私もかぶったわ」

新聞紙を持ってきましょうか?

「そこまでしなくてもいいわあ。ハハハ」

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「あれ、これからどうするんだったかしら?」

「そこはねえ・・・」

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「なるほど!そっかそっか。ありがとう」

「もう少しで、完成よ」

「やってみるわ」

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たくさんのかぶとが出来上がりました。

「折角だから、飾っといてね~」

 

皆様の健康を願って、もうしばらく飾らせていただきます。

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