残暑厳しき折、皆様お変わりありませんか?
立秋も過ぎて、暦の上では、すでに秋に入っています。
大きな台風がゆっくり通り過ぎた後、
耳を澄ますと、蝉の鳴き声も、アブラゼミのほかにも
ヒグラシの鳴き声も聞こえてきます。
そして、夜になるとコオロギなど虫の音も・・・
少しずつ季節は、進んでいるようです。
とは言っても、まだまだ暑い日が続いています。
そんな暑さを吹き飛ばそうと
ライフケア岩倉およびリバーステージ岩倉では、
8月30日(土)に夏祭りを開催させていただくことになりました。
ある日の昼食時にそんなお話を入居者様にお話しすると
「準備が大変だね。私たちにも何かできることはないかしら?」
「本当だ。何があるかねえ」
「盆踊りはやるの?」「屋台はある?」
「あっ、そうだ。うちわは?」
「うちわ?どうするの?」
みなさんで作ってみますか?
「いいわねえ!うちわにしましょう」
うちわ作りが始まりました。
まずは、障子紙をうちわの大きさに切るところから始めます。
「ここに絵を描く?」「絵なんて書けんわ」
「どうせなら、きれいなうちわがいいなあ」「簡単にできるのがいいなあ」
相談の結果、簡単にできる<折り染め>という方法を
試してみることになりました。
「こんな感じに折っていけばいい?」
「そうですね。きっちりしてなくて大丈夫なようです」
「あら、ホント!それは助かるわ」
あっという間にうちわの骨の分だけの数が準備できました。
いよいよ紙に色をつけてみます。
「どんな色がいいかしらねえ?明るいほうがいいわね」
「赤と黄色と緑と青と・・・・」
絵具を水で濃いめに溶きます
紙の角を液につけて・・・
「なんか楽しそうなことやってるね」
「ちょっとお邪魔しますよ」
「ご一緒にどうぞ」
「へえ~、開くとこんな風になるの?」
「なかなかいいねえ」
「今度は、この色にしてみようか」
「どうしたら、この部分に色がつくかなあ。」
「いろいろやってみたら」
「そっち開いてみて」
「わかった」
男性陣が色をつけて、女性陣が開くという役割が
自然に出来てきました。
「どんな模様になるか楽しみだわ」
開くまでどんな風になるのかわからないので
なんだかワクワクします。
「ほお~」思わず驚きと感激の声がでます!
さてさて、これで終わりではありません。
「これをうちわの形に切って、貼っていくんだろ?」
そうなんです!!!
夏祭りの様子やどんなうちわができたのかは
次回のお楽しみにしておきましょう。
まだまだ暑い日が続きます。
みなさま、夏バテしないようにご自愛くださいませ。